妻がひどい乳腺炎になったので、その記録です。
まず、なぜ「ひどい」乳腺炎だと言えるかというと、お医者さんが「こんな腫れ方、見たことない…」とおっしゃってたから。
見ただけで、その部分が盛り上がっていることが分かるような腫れ方でした。
ゴルフボール大のしこりが…なんてよく言いますが、盛り上がっているのが見えるレベルは、テニスボールぐらいはあるんじゃないかという感じです。
触ると強い痛みがあるので、触って全体像を確かめるということが難しいですが、表面だけではなく奥までしこりがあることは間違いありません。
もちろん、ある日突然そういうサイズになったわけではありません。
触ってもしこりがあるかな?どうかな?という段階で、痛みが出てきます。
チクチクと刺すような痛みよりは、鈍痛だそうです。
その後、熱も出ました。
腫れがひどくなってからは38℃台の日もありましたね。
乳腺炎には、感染性のものと「詰まり」によるものがあります。
最近の感染によるものであれば、母乳が黄色っぽく濁ります。(膿なので、濁った鼻水のような感じ)
つまりによるものであれば、母乳の見た目には変化がありません。
妻の場合は、母乳に濁りはなかったものの、感染性の可能性も考えて抗生剤を飲みつつ、マッサージで詰まりも解消する方向で治療が行われました。
ただ、規模が大きくなりすぎたからなのか、なかなか状況が改善しませんでしたね。
なので、2ヶ月程度しか授乳していませんでしたが、薬を使って断乳するということになりました。
直接授乳できなくなることにショックを受けていましたが、痛みや熱も徐々にマシになっていき、日常生活を普通に送れるようになりました。
母親にとっては難しい決断だっただろうなと想像しますが、母子ともに健康で初めて子どもの成長を喜ぶことができますからね!
場合によっては(お医者さんからの提案があれば)、早期の断乳も決断するのがいいのではないかと思っています。
少なくとも我が家は、そうすることで家庭内の平和が戻ってきました。(キャパの少ない夫が子供二人と熱を出している妻の世話をしながら家事をこなすなんて、ほんの一瞬でも無理!それがずっとなんて…)
母親にとって、授乳できないというのはかなりの精神的負担を伴うことなので、男性のパートナーには「下手なことは言わずフォローを!」とアドバイスしておきたいと思います。
まとめ
乳腺炎の初期症状は、しこりとダルさでした。
「ちょっと様子を見ようか」
なんて言っているうちに、あれよあれよと腫れ上がっていき、高熱も出たわけです。
その頃には痛みもかなりひどくなっていました。
もう少し早めに受診していれば、結果は違ったのかなという気がします。
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