お宮参りは、子どもが無事に生まれたことへの感謝を伝えるとともに、赤ちゃんが元気に育つようお祈りするための行事です。
生まれてから1ヶ月ほど(正式には男の子は生後31日~32日目、女の子は生後32日~33日目)に参拝するのが一般的とされています。
赤ちゃんがある程度外出できるだけの体力がついてきて、出産したお母さんの体調も落ち着いてくる頃ということもあって、お祈りするのに適した時期と言えそうですね。
ただ、正式な参拝のタイミングはあるものの、仕事の都合であったり、家族や両家の祖父母の予定を合わせるとなると、ぴったりそのタイミングでお参りできることはまれなんじゃないかと思います。
1ヶ月頃を目安に予定を調整して、タイミングがあったところがご縁だと考えればいいのではないかと思います。
また、真冬や真夏など、1ヶ月ほどの赤ちゃんを連れて歩くには無理がある時期もあります。
そういうときは、お宮参りの時期にこだわらず、気候が穏やかになった頃に参拝するのがいいでしょう。
我が家の場合
そういう我が家は、実はまだお宮参りに行っていません。
生後1ヶ月の頃にお宮参りを予定していたものの、新型コロナウイルスの感染状況が悪化して緊急事態宣言が発令されました。
体力のない赤ちゃんと、リスクの高い両家祖父母、仕事がある両親という組み合わせは、人の多いところに出ていくにはリスクが高すぎるので、緊急事態宣言が解除されるまでは延期ということにしていたんですよね。
そして、ようやく緊急事態宣言が解除され、次の日程を調整していたところ、祖父が新型コロナの陽性判定を受けるというまさかの事態になりました…
うちの家族も濃厚接触者という判定を受け、自宅待機の2週間を過ごすということに…
そうこうしているうちに、夏が来て、赤ちゃん(と祖父母)を長時間、屋外で過ごさせるのは良くないだろうという判断の元、秋頃へと延期して今に至っています。
緊急事態宣言が現在も発令されているので、この宣言の行方を見てから日程の調整をすることになりそうです。
そうなると、生後1ヶ月のところ、早くても半年頃にお参りすることになりそうですね。
無事に生まれたことへの感謝を伝え、健やかな成長をお祈りするという趣旨に照らして考えれば、たとえ生後半年であったとしても、お宮参りをすることは大事だと思っています。
なので、ここ数年はより一層「お宮参りの時期」ということにこだわらずに参拝する家族が増えているのではないかと思っています。
きっと神様も、現在の状況はよく把握されていることと思うので、「時期が違う」なんていう小さなことにはこだわらないだろうと思っています。
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